ブランドマークが好まれないのではない、ブランドが好まれてないのだ

ブランドロゴをはずす人たちへの考察。

消費者の価値観が変わり、昔は好まれていたブランドのロゴが今わ嫌われる存在になっている。

 1990年代から2000年代にかけて、消費者は鼻高々にブランドネームを見せびらかしていた。しかし今では、同じブランドマークを身につける没個性を避け、ロゴのない衣類を好む消費者が登場した。こうした流れを受けて、ロゴを多用するブランド数社は方針転換を図った。

「ブランドマークを身につけたい人はもういない」とアバクロンビー・アンド・フィッチ(アバクロ)の主席デザイナー、アーロン・レビーン氏は言う。

これは本当だろか?

(アバクロの)ブランドマークをつけたい人はもういない、と括弧書きがつくのではないだろうか。

マークはブランドの顔である。人間が歳をとれば内面が顔に現れるのと同じで、ブランドの歴史がマークを通して消費者に伝わっているではないだろうか。

まず見直すべきは、マークという外面ではなく、ブランドの物語や価値観という内面かもしれない。

VRを見据えて、コンテンツへの没入を邪魔しないUruの広告手法とは

さまざまな問題がありつつも、パブリッシャーにとって広告はなくてはならないものである。

ニューヨークにあるUruは、ビデオパブリッシャーに対して新しい広告手法を提供する。その手法とは、ビデオの中で広告を入れることができそうな表面を見つけて、そこに広告を差し込むという方法である。

Uruがつくっている映像を見てほしい。

UruのCEOであるMarinoはこのように語る。

ARやVRの普及とともに、これからはますます、没入的なメディアの時代になるから、それらをコマーシャルで中断する広告形式が本当に良い方法か、企業は真剣に考えてみる必要がある。コンテンツを妨害せず、むしろコンテンツとよくなじみ、よく調和する広告形式が良いに決まっているではないか

ユーザーのコンテンツに対する没入を過度に邪魔しないことはこれからは必須だろう。かといって動画ごとに広告入れ込んでいるとスケールすることは不可能である。

このUruの方法でブランドリフトの結果が出れば、この手法は広まるかもしれない。(そうなればきっと大手媒体が同じことをするか、買収するかするだろうが)

願わくば、ユーザーを欺くVR広告が蔓延する前にこのような手法が標準になって欲しい。

専門用語を並べる専門家ダメ問題は一部の人を排除するためだけの論法では

専門用語を並べる専門家はダメだ!という論法についての冷静な反論記事。

専門家が効率的にコミュニケーションするために専門用語必要不可欠なのでそれを否定することはナンセンス。難しいことをやさしく伝えることはそれ自体が高スキルで万人が持っているものではない。この内容は非常に理解と共感ができる。

「専門用語ばかり並べる専門家はダメ!」というのは一部の人たちを排除するためには有効でも、普遍化しようとするとおかしくなるものだと個人的には思っている。

では、一部の人とはだれか?それは専門家ワナビーである。

世の中には専門スキルはもっていないが専門家に憧れてそのように振る舞う「専門家ワナビー」という人たちがいる。

この人たちは「専門家にみられたい」という目的で専門用語を使う。このため使わなくても良いところでも専門用語を多用して鬱陶しい。本来は会話を円滑に行う手段である専門用語を使うのが目的のため、会話は当然ながら的を得ていない。

このような人たちを排除するためには「専門用語ばかり並べてはダメ」というのは非常に有効だ。(ちなみに専門家ワナビーは本当の専門家の前では専門用語を使わない)

専門家ワナビーは、専門用語が使えないのなら言いたいことが特にないので黙る。聴く方は的を得ない会話を聞かなくてすむ。

このように専門家ワナビーに対しては有効な「専門用語ばかりを並べるな」であるが、これを汎化すると記事のような弊害が起きる。

最後に「わかりやすい」と「正確」は相容れない時があるため専門用語を使わなければ正しく伝わらないことも多いことも気をつけたい。

WPPの独自IDはデバイス分断の悩みを解決する、でも消費者はどこにいった

世界最大の広告グループWPP参加のグループMが共通ID構想を発表した。

ディスプレイ、モバイル、ビデオ、オフラインCRM、アプリなどのクロスプラットフォームデータを[m]PLATFORMというプラットフォームによって、ひとつのIDに統合するらしい。

確かに一人複数デバイスの時代には、顧客情報は分断されている。もっと言えば同一スマホ内であったとしてもアプリごとにcookieが分断されていることはよくあることだ。

フェイスブックに代表されるメガプラットフォーマーは、ユーザーをログインさせることによりこの問題を乗り越えている。PCであってもスマホであってもタブレットであっても、ユーザーは単一アカウントでログインしてくれるのだから。

これが広告にも影響しており良いパフォーマンスを生み出すことは事実である。

プラットフォーム側にパワーを握られて代理店側が悔しい気持ちがあるのだろう。理解できなくもない。

しかし、忘れてはならないのはフェイスブックにログインするユーザーは広告のために同一アカウントでログインしているのではない。そんなこと誰もしたいとは思わないだろう。

グループMにおける共通IDは誰を向いているのだろう。広告主しか向いてないのではないだろうか。

キュレーションメディアへの画像無断転載に料金を請求、ホワイトにやれば幸せな展開かあるのかも

キュレーションメディアに画像の無断転載をされていたプロの写真家の方が料金を請求して概ね成功したというお話。

キュレーションメディアの画像利用は、見る限り基本的には引用の要件を満たしていない。つまり権利者にとってみれば権利を侵害された状態になっている。

また、キュレーションメディアは、記事での引用は個々のライターに責任があるという体裁をとっている。実態はさておき。

上記のプロカメラマンの方は、著作権侵害に加えてプロバイダ責任制限法の合わせ技、さらには逃げ道の用意でこれに対応されている。

これ、上手くいけば記事としての収益を著作権者に支払うことで、権利者とメディアが収益を分け合うようなかたちにならないだろうか…… もしくはメディア横断でフォトストックとアフェリエイトを組み合わせたような、PVに従って画像利用料を発生させるような仕組みは無理なもんだろうか。

過払金請求のようになったりせずに、白い解決でオープンウェブを維持してほしいのだが…… 無理だろうか。

デカイ!洗濯物を自動でたたむランドロイドのデカさにビビる、しかしそこには未来がある

洗濯物をたたむのが嫌いだ。本当に嫌いだ。

だから「洗濯物を自動でたたむ」という人類の課題にチャレンジしているランドロイドには希望しか感じない。

このランドロイドが電化製品の展示会であるシーテックでデモンストレーションをした模様が上の動画である。

まずはじめにランドロイドの大きさに圧倒される。次に、洗濯物を畳むのに非常なスペースが必要なことに驚く。

嫌々ながらもちょこんと座ってやっている「洗濯物を畳む」という作業を自動化するにはこれほどの装置が必要になるとは😫

しかしそこに絶望はない。携帯電話でもなんでも、生活に革新を起こす製品の出だしは笑ってしまうくらいに大げさにデカイ筐体でやってくるのだから。

ランドロイド - 世界初全自動衣類折りたたみ機