専門用語を並べる専門家ダメ問題は一部の人を排除するためだけの論法では

専門用語を並べる専門家はダメだ!という論法についての冷静な反論記事。

専門家が効率的にコミュニケーションするために専門用語必要不可欠なのでそれを否定することはナンセンス。難しいことをやさしく伝えることはそれ自体が高スキルで万人が持っているものではない。この内容は非常に理解と共感ができる。

「専門用語ばかり並べる専門家はダメ!」というのは一部の人たちを排除するためには有効でも、普遍化しようとするとおかしくなるものだと個人的には思っている。

では、一部の人とはだれか?それは専門家ワナビーである。

世の中には専門スキルはもっていないが専門家に憧れてそのように振る舞う「専門家ワナビー」という人たちがいる。

この人たちは「専門家にみられたい」という目的で専門用語を使う。このため使わなくても良いところでも専門用語を多用して鬱陶しい。本来は会話を円滑に行う手段である専門用語を使うのが目的のため、会話は当然ながら的を得ていない。

このような人たちを排除するためには「専門用語ばかり並べてはダメ」というのは非常に有効だ。(ちなみに専門家ワナビーは本当の専門家の前では専門用語を使わない)

専門家ワナビーは、専門用語が使えないのなら言いたいことが特にないので黙る。聴く方は的を得ない会話を聞かなくてすむ。

このように専門家ワナビーに対しては有効な「専門用語ばかりを並べるな」であるが、これを汎化すると記事のような弊害が起きる。

最後に「わかりやすい」と「正確」は相容れない時があるため専門用語を使わなければ正しく伝わらないことも多いことも気をつけたい。