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ブランドマークが好まれないのではない、ブランドが好まれてないのだ

ブランドロゴをはずす人たちへの考察。

消費者の価値観が変わり、昔は好まれていたブランドのロゴが今わ嫌われる存在になっている。

 1990年代から2000年代にかけて、消費者は鼻高々にブランドネームを見せびらかしていた。しかし今では、同じブランドマークを身につける没個性を避け、ロゴのない衣類を好む消費者が登場した。こうした流れを受けて、ロゴを多用するブランド数社は方針転換を図った。

「ブランドマークを身につけたい人はもういない」とアバクロンビー・アンド・フィッチ(アバクロ)の主席デザイナー、アーロン・レビーン氏は言う。

これは本当だろか?

(アバクロの)ブランドマークをつけたい人はもういない、と括弧書きがつくのではないだろうか。

マークはブランドの顔である。人間が歳をとれば内面が顔に現れるのと同じで、ブランドの歴史がマークを通して消費者に伝わっているではないだろうか。

まず見直すべきは、マークという外面ではなく、ブランドの物語や価値観という内面かもしれない。