Kindleストアで販売数を増やす確実な方法が1つあって、それが起きるとフォロワー数なんかぜんぜん関係なく売れる。それは、ランキング入りすること。ランキング入りするには、短期間でたくさん売れること。だから、たくさん売れなきゃ、もっとたくさん売ることはできない、という。
— 鷹野 凌@月刊群雛編集長 (@ryou_takano) 2015, 10月 16
Kindleストアで販売を増やす確実な方法は、ランキングに入ること。売れるためには売れないといけない、トートロジーのような本当の話。
これはKindleにかぎらず、iPhoneのAppStoreでも同様で、これを逆手にとった「リワード広告」などのブースト施策が物議を醸したのは記憶に新しい。
物が溢れすぎると、選ぶコストが上がりすぎ、「ランキング=売れている」という低コストな選択が支持されるとういことなのだろうか。
インターネットはロングテールではなく寡占傾向が強まる、というブロックバスター的な話があったが、これにもランキング上位がさらに売れることが影響しているだろう。
かつて、糸井重里は「売れているというコピーが最高のコピーになった」という理由でコピーライターを辞めた、と聞いたことがる。その頃から流れは加速しているのだろう。