キングダムが朝日新聞朝刊に、全面 × 4ページの広告を出して話題になっている。
朝日新聞の1ページまるまるの広告は、全国版で39,855,000円、東京だと22,695,000円、もちろんこれだけの広告なので定価という訳ではないだろうが、それでもかなりの金額である。
費用対効果を疑問視する意見もあるようだが、費用対効果をある程度無視したブランディング広告だと考えれば納得がいく。
キングダムが優れた作品であることに間違いは無いし、漫画を普段から読んでいる層からすれば教養レベルの作品になっている。しかし、社会現象と呼べるほどになっているかと言えば疑問符だし、見聞きしたことがるレベルで止まっている人は相当数いると思われる。
このような人にアプローチするのには、花火的なド派手なある意味で昭和的な手法が有効だと考えたのであろう。
新聞広告なんだよなー。アメトークというテレビで人気が加速するんだよなー。
ネット広告が1兆を超えたいっても、やはり幅広い層に、花火的なブランディング広告を受けることは出来ないんだなと痛感させられる出来事である。